これは、イモムシ君の観察記録(短編) vol.3です。
Vol.1, Vol.2はこちらから↓
冬はとても寒いですね。12/20は庭に霜柱があり、歩く度にシャリシャリと音が鳴るくらいでした。
さて、イモムシにまた動きがありましたので続編です。恐らく、本日で最終回になるのではと思います。
※イモムシを見るのが苦手な方はご注意ください。小さいですが、写真を貼っています。
イモムシの脱走
Vol.2の日の夜(12/19)、葉っぱの上で何事もなく過ごしていたのですが、影に隠れるような場所に移動することが多くなりました。そして葉っぱもあまり食べなくなりました。
そして、12/20の朝、妻の一言で目が覚めました。
イモムシがフローリングを歩いていたよ🐛危なかった!
危うく踏んでしまうところだったそうです。それくらい堂々とフローリングの上を這っていたようです。
急いでイモムシを葉っぱに戻してあげたみたいなのですが、なにやらソワソワしている様子だとのこと…何かを探しているのでしょうか?
以前にイモムシを観察したことがあったのですが、その時は『タバコガ』という種類のイモムシでした。調べてみると、タバコガは時期になると土に潜ることが書いてあり、実際に観察したときも最終的には潜ったのです。
もしかしたら、このイモムシも潜るタイプなのかも??
現在観察しているイモムシがタバコガである確証は無いのですが、また脱走するのも可哀想なので、土に潜るかどうか確かめることにしました。
直に触るのがイモムシにとって負担がかかるかもしれないと思い救出したため、ティッシュに付いています。
イモムシの活動休止
もともとプランターにあった土をイモムシ用に準備したのですが、12/20の朝はとにかく寒く、土に霜が降りてシャリシャリでした。
土が冷たい影響なのか、なかなか潜ろうとはしません。潜らないタイプのイモムシなのかな?そこで、暖かい環境を少しでも作ろうと思い、ドライヤーで暖かい風を送ってあげることにしました。すると…
少しだけ潜りました!きっと潜るタイプのイモムシなのでしょう。続けてドライヤーで温風を送ってあげると、少しずつ潜っている??
やはり土が冷たく気温が低かったのか、暖かい環境になると活発になりますね。
潜ったのは半分くらいでしたが、流石に時間が結構かかったので、少し時間を置くことにしました(仕事もあるし)。
1時間くらい経ってから妻が見ると、ついにその時が来ました。
いなくなったよ!完全に潜ったみたいよ~🕳️
分かりにくいと思いますが、穴が開いており、イモムシが潜ったあとが残っていました。無事(?)、イモムシの成長の一つの区切りまで観察することが出来ました。
土に潜ったあとは冬眠なのでしょうか。しかし、このまま家の中に置き続けるのも難しいので、外に置いておくことにします。これからは、イモムシ次第です。たとえ蛾であったとしても、立派に成虫になって欲しいですね。
まとめと虫の観察について
我が家では、虫を見つける度に子どもたちと接するようにしているのですが、自分達でも虫を見つけたら嫌がることなく接するようになっています。中には害虫もいますが、その場合は都度性質など伝えてあげるといいですね。
さて、イモムシの観察については一旦こちらで完了となります。イモムシの世界には、私たちが知らないことが一杯あります。やはり観察は、新しい発見があるので楽しいですね。また違う虫など観察する機会があったら書こうと思います。
P.S.
イモムシ君の観察記録 vol.2でも触れていた、葉っぱの塊の中をそっと見てみました。中は何かの残骸がある以外は空っぽでした。日常的に、厳しい生存競争が繰り広げられているのですね。