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マーク式テストの落とし穴(全国統一小学生テスト受験記)

中学受験
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こんにちは、はさりです。

みなさんは、初めて受けた外部テスト・模試のことを覚えていますか?長男が初めて受けてみた外部テストは、なかなか厳しい結果でした。何が作用していたのか…緊張・経験不足・実力不足など、色々な要素が少しでも出てくると歯車は噛み合わなくなってきますよね。しかし、結果が悪かったとしても苦手分野が分かったのであれば、どんな結果であってもプラスに作用するはずです。

少し前ですが、全国的にも有名なテスト『全国統一小学生テスト』を受けてきましたので、所感についてお話します。なお、こちらは小学四年生の4教科です。3年生からはマーク式とのことで、今まで受けたことのない方式でした。

妹である長女は午前中、長男は午後という此方としてはハードなスケジュールだったのはココだけの話…

今まではあまり外部テストというのを気にしたことがありませんでした。しかし、塾行かない組としてはいつもと違った環境で勉強やテストを行うことがそろそろ必要だと感じ、受けるに至りました。結果、もっと早く受けておけば良かったですね。

もし、受けるかどうか悩んでいる方がいれば、悩むくらいなら受けるに越したことはありません。外部テストで得点を取るためには、経験という要素は少なからず関連すると思っています。

地力はあっても、緊張により得点が取れなかったり、ペース配分が掴めず得点が取れなかったり…という話は昔から聞きますからね。いつも通りに、いつものペースで楽しく問題を解くようにテストを受けることが出来るのが一番です。

全国統一小学生テストとは全国統一小学生テスト – 小学一年生にも書いた通りの公開模試であり、歴史は長いです。

※決勝大会は、昨年まではコロナウイルスにより中止していましたが、今年から復活したそうです。

全体的な感想と自己採点

国語と算数は40分150点満点、理科と社会は25分100点満点。設定としては、小学四年生は60%正答率を目指した問題設定とのこと。

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国語の所感

物語は約5ページの大作で、『すごい長かった』ようでした。今までは長文と言えど3ページ程度までしか読んだことがなかったため、かなり厳しい戦いだったみたいです。長文の解き方がまだ身に付いていないようですね。

また、論説文は近年の社会問題に沿ったような文章でした。最近我が家で起こっていることに非常にリンクする内容でビックリ😧

ただ内容自体は難しく、今を生きる子どもたちが昔の社会のことを見てもピンと来るものなのか…どれだけ物事を知っているかが鍵になったかもしれません。

自己採点は80点強、苦手な国語こそ得点を落とせない漢字・文法でのケアレスミスは減らしたいものですね。

算数の所感

算数は、随所に散りばめられていた難易度少々高めの問題により、完全にペースを乱されたようです。最後までは解いたものの、正答率は決して良くなく、

いつもの傾向は分かりませんが、今回は3箇所そのような問題が設定されていたのではと思います。解けない問題は飛ばすという思い切りも必要な、経験の有無も多少なりとも得点に繋がるような問題でした。

自己採点は、およそ100点、本人も納得いかずでした。

理科と社会の所感

社会は知識量と世の中の事象と問題が紐付けられると、正答率はぐっと上がりそうですね。

地理の問題をはじめ、普段の生活に関連した問題が出題されていましたが、日常のことを気にせず生活していると問題が難しく感じるようですね。春の野菜とは?と聞かれたときに私はあまり出てこないのですが、スーパーに並んでいる野菜から連想することは出来るため、どこかから情報を仕入れ(思い出し)答えに繋げることが出来ると違ったのかもしれません。

理科については、最終問題がとても難しかったですね。理科も知識量が大切な分野だと思いますが、このテストは瞬発力もかなり必要だと感じました。

理科の最終問題は、俗にいう『捨て問題』という類かもしれません。糸電話の問題ですが、時間が足りなさそうでしたね。まず問題の意味を理解するのに時間がかかりそう…しかし、そのような問題も成績優秀者は普通に解いてくるのですから、やはり世界は広いです。

社会は80点、理科は70点弱と、点数的にみれば良くもなく悪くもなく、といった感じです。やはり取れる問題を落とす、というのをどれだけ少なくするか、ですね。

成績表

さて、後日配布された成績表をみると…

 

あれ、自己採点の時と点数が違うぞ?特に算数と社会が大きく下回っている…

ここがマーク式の恐ろしさだと思いました。もしかしたら解き直した時に答えが変わったのかもしれませんが、マークシートへの記入ミスがあった可能性もゼロではありません。特に、初めて受けただけあってミスは起こりやすいのかなと思います。

マーク式は、後から自分が選択した回答と実際に解いた時の回答を照らし合わせることが可能です。そのため、どこがマークミスだったかは調べれば分かります。しかし、そこにこだわる必要は無いと思い、出来る問題をいかにミスなしで解くか、に焦点を当てました。

まとめ

初めて外部でのテストを受けてみました。全力で解き、自分の力が出せたのならまずは合格点ですね。実力が発揮できなかった場合は、どうすれば実力を出し切ることが出来るか、検討が必要です。家では基礎学力の向上と場数を踏む、ということが大事だという結論になりましたが、やはり自ら原因を考え話してみる、ということ自体が必要だと思っています。

家の中や学校の中で実力は出せても、外で実力を出せないことはあると思います。やはり知らない人の前で何かをするのは大変緊張し、実力が出せないケースがあるかもしれません。克服したいときは、場数を踏むというのが解決のための方法の一つですよね。

色々なことを経験し、その経験を人生その先に繋げていければ良いですね。外でテストを受けるのは、勉強だけではなく、他の場面でも活きると思っています。そして、1つでも成功体験を増やし、自分に自信をもって何事にも前向きに取り組むことを願っています。

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