こんにちは、はさりです。
みなさんのお子さんは、どのくらいの頻度で模試を受けていますか?無料だけ受ける方、有料も受ける方など様々な方がいらっしゃると思います。
さて、今回は全国的にも有名なテスト『全国統一小学生テスト』を受けた所感についてお話します。なお、こちらは小学一年生の国語と算数のみです。
模試は、楽しいですね。色々なことが見えてきます。学生の時にもっと受けておけば良かったなあとつくづく感じますが、私が学生時代にはこのようなテストは無かった(田舎だけ?)ので、現代の子どもたちは無料で受けられるわけですから、羨ましくもあり、恵まれているなぁとも感じてしまいます。
まず、今回テストを受けることになったのは、長女がWebにあった準備テストを解いたのがきっかけです。やってみたときに『楽しかったからテスト受ける!』と言ったので、受けてみることにしました。
全国統一小学生テスト・対策問題(小学一年生)(早稲田アカデミーさんのサイトより引用)
点数は取れなくても、楽しんでテストを受けることが出来ればいいな、と。
全国統一小学生テストとは
全国統一小学生テストとは、四谷大塚が主催する、日本全国の学習塾で一斉に行われる小学生を対象とした学力テストです。このテストは、中学受験指導のパイオニアとして、住んでいる地域や経済的な事情に関係なく、子どもたちに学力向上の機会を広く提供するために、すべての小学生を無料で招待しています。また、無料なのに成績表など様々な特典もあります。
- 成績帳票には、全国規模の順位だけではなく、都道府県別のランキングも記載されます。
- 連続受験で学力の推移が分かる。テスト後も見直し勉強指導など充実のアフターサポートが無料
- 学力を伸ばすための仕組みがある。受験前には対策授業、受験後には解説動画や面談などのサポートが受けられる。そして、成績上位者は決勝大会に無料招待される
※決勝大会は、昨年まではコロナウイルスにより中止していましたが、今年から復活しました。しかし、対象は小学三年生以上だったと記憶しています
ここからは、長女が果敢に挑戦した結果と所感を書いていきます。
保護者会と教室の様子
小学一年生から三年生までには、保護者会という形で昨今の受験事情やトレンドを聞くという機会がありました。目新しい情報はそこまではなかったものの、保護者の温度感が伝わる面で良い会でした。
近くの部屋にテストを受ける小学生がいたのですが、どうやら男女でクラスを分けていたみたいです。男の子の部屋はとても賑やかでしたが、一方で女の子の部屋はとても大人しく、男女でも集中できる度合いが違いそうでした。
国語についての所感
テストの時間は30分、150点満点。
小学一年生だと成長による偏りが大きく、特に読解力は差が出やすいところです。例え点数がとれなかったとしても、徐々に読めるようになればよいですね。
- 1️⃣~3️⃣: 単語であったり言葉の性質だったりと基本的な内容の問題
- 4️⃣: 文章題
- 5️⃣: 少し発展的な文の理解度を試す問題
配点としては、最初の基本的な問題に重きをおいたかたちでした。小学一年生は平均点を70%に設定しているようで、その結果なのでしょう。
長女の結果は、4️⃣と5️⃣がいまいちでした。ただ、初めてのテストということを考えると、これからの伸び代に期待です。
文章題は、小学一年生にとっては文章自体が大変長く、読むのも大変だったのではないでしょうか。家では今まで単純な文章でしか文章題を解いたことがなかったので、難しかったみたいです。いきなりの長文はハードルが高いので、事前に何度か解いておくと良いと思います。
しかし、先生の『簡単だった人~?』に元気よく返事をしたのが少し面白かったなぁ。。
算数についての所感
数を数えたり、同じ図形を描いたり、といった基本的な問題から、少し難易度の高めな文章題があったりと、対策問題の流れと大きくは変わりませんでした。
- 1️⃣~3️⃣: 数の概念
- 4️⃣: 簡単な文章題
- 5️⃣: 模写
- 6️⃣: 文章題
- 7️⃣: 積み木問題
積み木問題は全く経験がなかったので、どうやら間違えてしまったようです。立方体を数えることはしていたのですが…数えていく中で空中に積み木が浮いてしまいました。
積み木問題は規則性を問われてもいたので、小学一年生には難易度は高かったのですが、問題の本質としてはシンプルではありました。ただ、問題文が長い!問題文で複雑にしようとしている感じです。図形は、小さい頃から触れておいた方がよいと再認識しました。やはり、何においてもイメージすることは大切ですね。
そして文章題は、文章の理解が追いついていませんでした。こればかりは読解力に紐付けられた実力なので、現時点では仕方ありません。また、今回の文章題は少し捻られた問題と感じ、正答率はなかなかに低いのではと思うところです。逆に、実力差が開く問題でもあるので、その様なところを正解すると、差がつくのでしょう。
全体的に、問題の構成に感心してしまいました。
テスト終了後の様子
終わったあとは、テスト自体は楽しかったようで、出来はどちらでも楽しむことが出来たのは良いことですね。『全部解けたよ』と嬉しそうに言っていたので、自信があるか聞くと『自信は微妙』と言っていたので、簡単だと申告していたものの、自分の実力と問題の難易度は冷静に見れていたようでした。
30分程度ではありますが解説授業というものがあり、『いつもこのような形の授業なのかな?』と塾での授業がほんの少しだけ想像が出来ました。低学年から入塾を考えている方は、体験してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回テストを、初めて外部でのテストを受けてみました。例年どのような問題が出ているのか、そして平均点やレベルはまだ分からないので具体的なことは言えません。ただ、全力で解き、自分の力が出せたのならまずは合格点ですね。
家の中や学校の中で実力は出せても、外で実力を出せないことはあると思います。やはり知らない人の前で何かをするのは大変緊張し、実力が出せないケースがあるかもしれません。克服したいときは、場数を踏むというのが解決のための方法の一つですよね。
色々経験し、先に繋げていければ良いですね。外でテストを受けるのは、勉強だけではなく、他の場面でも活きると思っています。