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日能研テストの振り返り – 小学4年生

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こんにちは、はさりです。

先日、あの「N」マークで有名な日能研の全国テストを受けてきました。先日の全国統一小学生テストから2回目のテストで自分の実力は出せたのか、振り返ってみようと思います。

日能研ロゴ(サイトより)

さて、今回のテストは記述式のテストで、前回受けた「全国統一小学生テスト」とは形式が異なります。そのため、記述式は正確な答えの導出と部分点の捻り出しが得点のカギとなるのでしょうか。途中まででも、過程が途中まで合っていたら得点がもらえたり、惜しい場合は△になったり、と記述式はマーク式よりも得点を重ねる選択肢が広がります。

日能研の全国テストとは

日能研が無料で開催している、全国で受けられるテストです。本テストは入塾のためのテストでもあり、日能研に入塾したい生徒や、単純に実力を試したい生徒が受けるテストであり、国語と算数の2科目を受験します。日能研のテストは、ただ正解するだけではなく、自分で考える力や表現する力を育てることを目的としています。

日能研の全国テストには、以下のようなメリットがあると感じました。

  • 自分の学力を客観的に把握できる:全国平均や順位などが出るため、自分の学力がどの程度なのか客観的に把握できます。また、分野の正答率や回答率などで自分の得意・苦手な分野や課題点も明確になります。
  • 考える力や表現する力を鍛えられる:日能研の全国テストは、単純な計算や記憶ではなく、論理的思考や創造性が必要な問題が多く出題されます。そのため、考える力や表現する力を鍛えられます。これらの力は、中学受験や進学後にも役立ちます。
  • テスト後のサポートが充実している:日能研の全国テストは、テスト後も学びをサポートしてくれます。例えば、以下のようなサービスがあります。
    • 答案用紙や問題・解答例をその場で返却:テスト終了後には、答案用紙や問題・解答例をその場で返却してくれます。そのため、自分の回答や間違いをすぐに確認できます。
    • テスト結果や解説をインターネットで配信:テスト翌日には、「Nポータル」というウェブサイトで、採点済み答案や全国順位・正答率・解説などを見ることができます。また、同じテストを受けた仲間の記述例も参考にできます。

実際、テストの中身は自身で掲げたお題に対して回答する、というような問題提起と解決の流れがそのまま問題として設定されていました。それは、算数と国語の両方です。算数ではイメージが湧かないかもしれませんが、証明の手前のような問題でしょうか。

都心の有名塾に行くのは2社目なのですが、どのような印象を受けたのか、私なりに書こうと思います。

日能研の雰囲気について

我が家は、現時点では通塾は考えておりません。そのため、雰囲気についてはあまり重視していなかったのですが、前回受けた全国統一小学生テストの開催場所よりも明るく、場所も日当たりが良いところでした。

もし受けるのであれば、第一印象が良いところであり、話したときに的確な返事がもらえるところが良いですよね。その点、全く問題なさそうでした。そして、あとは挨拶が好印象でしたね。でも、それは当たり前のことかもしれませんね…雰囲気は分校ごとで違うのでしょうか。一言でいうと、体育会系です。

あと、テストの終わりに待合室で待っている親に対し「第一声は、決して”どうだった?”と聞かないようにし、まずはテストをやり遂げたことを褒めてあげてください」と伝えておりました。そういった細かい気遣いは、好印象ですね。

過去の結果や様々な情報を見ることが出来る

得意分野と苦手分野

さて、ここからはテストの総括と結果となります。まず、どんなタイプの問題が出題されたのかを紹介します。

まず、全体的な出題範囲として以下の点が挙げられました。

  • 基礎的な問題
  • 自ら問題を発見・設定する
  • 設定した問題の解を説明する
  • 要旨を述べる

特に、自らで問題を設定するところは、通常の問題ではなかなか出ておらず、問題集でもほ殆ど見かけません。発見する力と説明する力の両方が求められます。よく、都心の電車の広告で見かけたような問題です。

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国語の出題と振り返り

漢字・文法問題から文章題と範囲としてはよく聞く内容でしたが、出題の色が通常のテストや問題集と異なりました。

  1. 大枠の問題が文章題のみで構成されていること
  2. 文章が、海外のTopicと絡んでいること
  3. 時事と結びついた文章であること

内容自体はそこまで難しいものではなかったのですが、馴染みのない人にとってはなかなか頭に入ってこない文章だったかもしれません。現代で起こっている様々な事象や問題(海外文化や温暖化など)に触れる機会が必要です。よく、受験ではニュースや時事など、世の中の動きをしっかりつかんでおこう、と耳にしますが、一般教科でも影響が出そうですね。

算数の出題と振り返り

基礎的な計算問題から文章題までありましたが、特に注目した問題が1題ありました。それは、生徒同士の会話を軸として、そこから派生する問題です。

長い文章から作り出される図形の特徴や理由を述べる問題で、説明力が必要です。ここでは何が出来てどのような特徴を持っているか、発見力説明力など、といった複合的な力を要する論述が必要だったと感じました。中高一貫校の中学入試に出てきそうな問題でしたね。

その他は、試行錯誤を行いながら解を見つけるような問題もありました。時間が許す限り、実際に手を動かして答えを見つけていく、という練習にもなります。そして、解を見つけたときはそこで感じた想いを大切にする、という意味も込められているのだろうと考えます。解を見つけたときに沸き起こる感情は、算数・数学の醍醐味ですね。

まとめ

日能研のテストは通常のテストと少し違った角度で解くイメージがあったのですが、そのイメージは正にその通りでした。かつ、論理的思考や説明力も求められていることより、「話の組み立てが上手いこと出来ていないのでは」「説明が上手でないのでは」と思われている親は、どんどん受けてみてもいいのかなと考えます。小学2年生からテストを受けることが可能で、まだ説明は難しい年齢かもしれませんが、小さい時からそのような問題に慣れておくのもいいのではと考えます。早くから受けておけば良かったな、と今では感じます。

小さいときは、色々な大人や子供を見て成長します。そして一番身近にいる大人が一番模範になりやすく、良くも悪くも向くベクトルは同方向になりがちです。そのため、普段から言葉に意識して会話をしたいと改めて思いました。指示語だらけの会話や、主語・述語・修飾語・冠詞が抜けた会話をしないように心掛けないとですね!

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