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日能研テストの結果と講師との面談 – 小学4年生

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こんにちは、はさりです。

テストの結果は、後の学習やモチベーションに影響しますね。今回は、先日受けた「日能研全国テスト」の結果が返ってきましたので、その結果についてお話したいと思います。

まず、前回「日能研テストの振り返り – 小学4年生」で挙げた以下の要素についてや採点方法等について述べていきます。

  • 基礎的な問題
  • 自ら問題を発見・設定する
  • 設定した問題の解を説明する
  • 要旨を述べる

なお、長男は説明力が高くはなく、とても苦手としています。そのような中で、問題が求めている解答が書けたのでしょうか。また、説明として十分な解答が書けたのでしょうか…

記述の採点方式について

上記で挙げた項目の採点方法は、日能研独自の採点方法をもとに点数が付けられているようです。
記述解答の質や的確性により、点数が設定されるようになっています。また、それぞれの問題に対する求められる力が記載されており、「評価項目」としてジャンルが分かれています。つまり、それぞれの観点で記述が十分だったか不十分だったかが分かるだけでなく、内容についても求められた解答であるかどうかが確認出来ます。
記述内容を見直し、問題の解答としてどんな要素が必要か、そして与えられたお題に対して解決が出来ているか、確認が可能です。

算数の総括

まず、算数は以下のジャンルになります(※ジャンルは勝手に言葉を選んで使用しています)。
  1. 基礎的な計算
  2. 平面図形 – 発見力と説明力
  3. 虫食い算 – 試行錯誤力
さて、長男は図形が得意ではなく、かつ図形に説明を求められる問題が出題されたことで、出来についてはあまり希望を持っていない様子でした。でも、結果はそこまで絶望するものではありませんでした。
なぜなら、発見は出来ていた、など部分的に見たときに間違っていないと判断できる解答をしていたためです。そこからのアプローチはイマイチではありましたが、このような記述でのプラス材料は「観点が間違っていなければ部分点がもらえ、現時点での自分の課題が明確になる」ことです。その点では「しっかり答えを書くことが出来ていた」と言われたことで自信が持てますね。思ったことは間違っていなかった、と実感することは大きな自信へと繋がりますし。
あとは「今の段階でとにかく計算力を上げる」ことを講師の方から指摘されました。実際にケアレスミスがあったこと、時間をフルに費やすことが出来なかったこと、そして講師の過去の経験からのご指摘です。言われた通りで、計算力は昔からずっと言っていることではありました。計算力が上がることによるプラスの影響は大きすぎます。
  • スピードが上がることにより、複雑な計算処理が向上する
  • スピードが上がることで他の問題に費やす時間が増える
  • 精度が上がることにより、ケアレスミスのリスクが減る(連動して文章題の間違いリスクが減る)
  • etc…
勿論、工夫して計算出来るアイデアの蓄積も大切で、計算力の向上による恩恵は果てしないですね。

国語の総括

国語もまた、記述問題は自信がなく、事前に見直したときはどうなることかと思いましたが、観点としては大きく逸脱した内容ではなかったため、点数を取ることが出来ていました。
国語の解答は、ストーリーがある程度読めていたらまずはクリアで、選択問題はそこまで外すことがないだろうと思っています。ただ、記述は別で、「文中から抜き出しなさい」のような問題ではない自由記載問題が成績の分かれ道の一つだと考えています。何を書くか、解答の構成を大まかに考えるフェーズで、以下が満たされているかを確認することが大切なのかなと。当然ではあるものの、意外と難しいかもしれませんね。
  • 設定された問題の解として適切か
  • 文の組み立てが論理的か
  • 言葉に抜けがないか

長男は、解答を書く際に繋がりをあまり意識せずに書くことが多いです。一度読んでみたら言葉の並びが支離滅裂…でも回答の内容は間違っていないことで得点はありました。説明が相手に伝わるかどうか、という観点ではなかなか厳しい解答でしたが、まだまだこれからです。

全体結果とまとめ

こちらが今回の結果です。前回の全国統一小学生テストよりも数字は良かったです。前回は時間が足りなかったみたいなので、時間配分が改善されたのかもしれません。もしそうだとしたら、経験値が上がったということで、大変喜ばしいですね。“昨日(前回)の自分を超える”ことが出来ています。自分も頑張らねば。
記述問題は正直不安ではありましたが、全体を通して出来は悪くなかったのではと思います。ただ、国語で1問、記述の内容はあっているのに字数制限を守れておらず×になった部分や、算数のケアレスミス(余り間違い)や違った観点から見ることが出来ていれば更に得点は狙えました。言い出したらキリがないですし、現時点での点数が実力ですから、今後に向けての課題が見つかりプラスになった試験だったと思いますので、その観点では満足ですね。
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追伸

講師と話している際に猛烈な勢いで入塾を勧められたのですが(テンプレだとは思います)、現段階では入塾の意思は高くなく、自分で進められる分を着実に進めている状態です。実際に入塾すれば成績は上がり、可能性も広がるかもしれないことは承知なのですが、難関校に入ることは周りのレベルが高く、その中で生活することは常に自発的に動くことが必要とされる世界に入ることが予想されます。勉強が受動的であるうちは入学できても先が難しいだろう、という考えです。あとは金銭面も大きいですね。周りにライバルであり同士の子どもたちがいる、というのも環境的にはいい作用をする傾向があるのも理解はしています。
学校の話にもなり、今まで色々な受験生や卒業生を見てきた中で、学校選びは本当に大切だということを教えてもらいました。学校が合わず入っても苦労した生徒や付いていけなくなった生徒など…そういった学校選びについても、塾は強みを持っているのでしょう。うーん、悩みどころですね。同僚に聞いても「入塾は年を重ねるごとに難しくなるよ」と言われるし、色々検討が必要です。
一旦はこのまま進めようと思っています。子どもにとって何が良いのか、相談しながら進めたいですね。やはり外的要因というのは、とても大切です。
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