こんにちは、はさりです。
中学受験シーズンがやって来ています。うちはまだ3年後なのですが、時期が時期なだけに意識しますよね。
子どもが勉強中に、ふと見たときにぼうっとしていたり、何か違うことに気が向いていたりする場合、みなさんはどうしますか?何も言わないまでも、気にされる方は少なくないですよね。私は何もしませんが、気にはなってしまいます。
そこで、子どもの行動にはどんなパターンがあるのか観察してみました。今回は長男の例になります。
今回はサンプルがたったの1なのですが、パターンとしては2程度に集約されるのではと思います。
他のことが気になっている場合
周りに引っ張られるようになる
我が家は3人兄弟なのですが、どうしてもうるさくなってしまう時があります。そのような時は、長女や次女と一緒に本を読んだり、一緒に勉強するように促すのですが、やはり難しいですよね。長男からも楽しく見えてしまうようで、気持ち移りしてしまいそうなのが分かります。そうなってしまっては、気持ちの切り替えが必要なので休憩するべきです。1時間以上続けると顕著になりますので、やはり集中は持って1時間なのでしょう。メリハリは大切です。
なお、長女はいくらうるさくても自分の世界に入り込むことが出来るようです。性別の差なのかは分かりませんが、全然違いますね。集中して一気に絵を描いています。みんな違ってみんな良い、ですね。
長女に勉強を教えたがる
長男は長女の勉強が気になってしまうようです。自分が勉強した範囲は、教えたくて仕方がないのでしょうか。良いことですが、自分のことをまずは優先してほしいですね。
ただ、長女を勉強に誘い、長女も抵抗なく勉強をすることが多いので、お互いに刺激しながら進んでいるようです。ほほえましいですね。
問題の難易度が影響している場合
難しすぎて上の空パターン
自分の能力より上の問題が出てくると、最初は立ち向かうものの途中で諦めがちになります。そして、問題から目をそらす回数が増えてきます。明らかに太刀打ちできていません。
しかし、まだ学年的にも経験的にも解法のレパートリーが多くないので、答えに辿り着けなくても仕方がないです。そんな時は、解こうと努力したことは褒めるべきだと思います。結果だけでなく、プロセスについても見てあげましょう。
分からない問題は、その時は分からないで良く、後日は同じ間違いをしないように復習・解きなおしを怠らないのが大切だと思います。しっかりフォローすることが必要です。
出来たと思い込みパターン
制限時間内に問題が解き終わり時間が余ったときは、何故か見直しを怠る傾向があります。早く解ける事が嬉しいお年頃かもしれません。
しかし、軽い見直しで終わってしまい、後から見たら凡ミスをしていた…なんて光景をよく見ます。油断と集中は負の相関がありそうですね。いかなる状況でも、見直しは常に高い精度で行うことが出来ればいいですね。
自分で導き出した答えの間違いを検知するのって、結構難しいです。自分が出した答えを疑うところからですから、一度合っていると思って導いた答えを疑う(リセットする)、という切り替えが必要になります。また、『自分の答えは合っている』というバイアスから逃れることも必要です。
少し話は逸れますが、スポーツの試合でも、レベルを合わせずに自分たちのゲームをしなさいとよく言われたものです。どんな相手にも油断はせず、常に挑戦者の気持ちで相手に敬意を払って臨みたいですね。問題も同じだと思っています。
まとめ
今回は長男の性格的なお話になりましたが、親としては性格をしっかりと加味して良い環境を整えてあげたいですよね。各々にフィットした環境を用意してあげることは大きな成長要因のうちの一つなので、伸び伸びと勉強ができるように見てあげたいものです。