こんにちは、はさりです。
子ども同士のいざこざが親にも響くことって、ありますよね。
つい先日まで、環境によっては人と触れ合う機会が減っていました。それと同時に、付き合い方も以前と比べて局所的になっていた、少なくとも私はそう感じています。それが、余計に関係性を曲げる要因になっていると言っても言い過ぎではないと思います。
そこで、最近あった事例を基に、気を付けた方が良いと感じた事を書いていこうと思います。
息子からNGが出た
ある日、息子が悲しそうに帰ってきました。
「お気に入りの服を引っ張られ、やめてと言っても全く止めない。執拗に追いかけてくる」
とのこと。相手は同じ住宅エリア内の同級生(以下、Aさん)なのですが、とても我が強く以前から相性が良くはありませんでした(正直、親同士も)。
私は別室で仕事をしていたため、リアルタイムで事情を聞くことはできませんでした。後から聞いた息子の言い分は信じましたが、嫌な気分になった息子の証言であったからこそ言い分にもバイアスがかかるだろうという思い、そして私が実際に見た訳ではないため、状況を整理しながら息子のケアをしっかりとすることで現時点では問題ないだろうと思いました。(なお、息子は人をあまり嫌いにならない性格で、争いごとは好きではない)
息子は、私と話したときはそこまで気にした様子ではありませんでしたが、その日から息子はその子を避けるようになってしまいました。今までも、時々被っていた害の蓄積が放出されてしまったのでしょう。
- あ、今のわざとやったでしょ、いけないんだ~
- ○○しないでよ(すでに合意済みの遊び上で)
- なんで一緒に遊んでくれないの
よくある台詞です。子どもらしいといえば子どもらしいですが…もう3歳くらいから近所での遊びの風景を見てきたので、性格はもちろん知っています。全体像を単刀直入に言うと、ド級のわがままですね。
それから、息子は逃げるように学校から帰ってくるようになりました。家についたら息が切れている様子…聞いてみると、「また追いかけられたから」とのことでした。疑問に思いながら、必要以上のことはしなくてもいいんじゃないかと提案しました。また同じようにされるのが嫌だったのでしょう。これはきっと拒否反応でしょうね。
子どもの証言は論理的に、かつ慎重に
数日後のこと、Aさんの友達であるBさん(同じ宅地エリア内の同級生の女の子)から息子が呼び出され、尋問されるという事が起きました。どうやら、Aさんとのいざこざの時に息子も少しやり返してしまったみたいなのです(腕を掴んでしまったようです)💦 うーん、面倒なことになるな… Aさんはと言うと、最初は無言で話の輪に入っていたものの、Aさんの母親が見えるや否や直ぐに母親の方に駆け出しました。とっても嫌な予感がするな…
さらに数日後、妻がAさんの母親と直面する機会があったみたいなのですが
妻: こんにちは。
A母: ………。
なんと、無視されるとは。今までは普通に挨拶していたのに、あからさまに態度に出てしまっていたようです。この事案がトリガーなのね… しかしよく考えて。子どもは母親に向かって、自分が不利になる話し方なんて、滅多なことがない限りはしないでしょう。誰だって怒られたくないですからね。それはこちらも同じです。だからこそ状況把握が必要なのです。
無視だったり避けられたりはしばらく続きました。実際のところAさんは母親にどのように報告したのかは分かりませんが、こちらに非があるような言い分であったのだろうと容易に予測できました。
小学生同士の喧嘩に親は介入すべきか
これは色々な意見があると思いますし、状況にも依ると思います。
今回は子ども同士のいざこざが原因で起こったことなのですが、人伝いの話は私は信じない派なので(自分の目で見て考えてから判断する派)、正直どちらが悪いかは子どもの証言だけでは分かりません。ただ、悔しかったり嫌だったり、ということは明らかでした。だからこそ、自分が嫌だと思うことは相手にしないように伝えることは必要だと思います。相手の立場になって考える、ですね。子どもは難しいと思いますが、心がけ一つで違ってくるでしょう。
そして親は、余程の事がない限り、客観視した方が色々なことが見えると私は思っています。もう少し年齢的に幼かったら介入してもいいと思いますが、もう小学中学年なので、自分たちで解決することが最初のステップではと考えます。ただし今回のように軽い場合は、です。怪我などした場合や危険を伴った場合は話は別です。
私が考える今回の「介入」の意図は、親が子どもの証言を鵜呑みにすることを指しています。つまり、親が子どもの話を通してダイレクトに自分に落とし込む、ということですね。
親同士の関係が悪くなっていることが子どもに伝わると、子ども同士はより一層溝が深まってしまう可能性があります。もし今後付き合わないのから良いと思いますが、近所なのでそうは言っていられません。もっとも、こちらはいつもと変わらない態度でいようと決めています。それに、何かあったときに近所の目は守りになる場合もありますしね。
まとめ
子どもから派生した、近所付き合いの複雑化についてお話しました。特にコミュニティの輪が一度小さくなったご時世、一意見のみで全てを判断するのは危険すぎるのではと思っています。トラブルが起きないよう、ストレスなく円満でありたいですよね。
私が心掛けていることです。あまりにも普通かもしれませんが、普通なことを普通にやり遂げる、そんな人でありたいです。