こんにちは、はさりです。
みなさんは、お子さんの苦手分野を克服するために、どのような勉強方法を行っていますか?苦手だと思われる内容は、早々に克服したいですよね。でも、まず苦手分野が分からないと、取り掛かることもできません。
我が家では、Z会中学受験コースを受講しています。難関国私立に合格するためのカリキュラムが組まれたコースです。Z会中学受験コースは、テキストと付随する解説動画があり、実際に授業を受けているような形式で受講が出来ます。加えて、動画は何度でも見れるので、分からない箇所は繰り返し学習することが可能です。
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Z会は毎月の締めとして『月例テスト』という添削問題があります。期限内に提出すると、平均点と、同じコースを受講しているライバルたちの中での順位が出ます。もちろん、各問題の丁寧な解説と動画も用意されています。
そして、8月と1月には『実力テスト』があり、学習した分野の理解度を確認することが出来ます。また、実力テストの結果は志望校別にも出るため、ライバルの中でどの辺りに位置するか参考にすることが出来ます(あくまで参考です)。利用方法次第では、大きなモチベーションになるでしょう。
今回は、Z会の受講結果から苦手分野について考察しました。ここからは、ほぼ個人的な内容です。
Z会中学受験コースを約一年(本コースは締めが一月)進めてきて、苦手分野が露呈してきました。Z会中学受験コース三年生が終わるまでに、総復習は完了させたいと思っています。
Z会中学受験コースの内容は、学習指導要領の範囲を超えています。ただ三年生は、本格的に学習が始まる四年生以降の範囲を前もって触れておくため、色々な分野の学習が用意されています。
さて、各教科の苦手分野を見ていきます。ここまでお読みいただいていれば、お子さんの苦手な箇所と比較してみてもいいかもしれません。
国語の苦手分野
国語は苦手分野の一つです。長男が学習してきた分野で、中でも特に苦手だった範囲についてです。
- 指示語
- 要点の整理
- 答えの書き方(飾り言葉不足)
指示語の内容については、文章の要点が掴めていれば分かりそうですが、その要点把握が難しいのだと思います。要点を示すキーワードを掴めると一歩近づくのではないでしょうか。文中の接続語にも注目ですね。
また、答えが自由記載の時は言葉が足りないことが多々あります。答えを繰り返し読んでみたときに、主語と述語と修飾語がそれぞれ十分なのか、穴埋めであれば文として成り立っているかどうか確認ですね。答えに5W1Hが適切に書かれているかも要確認です。
やはり、国語力は本を読んだ量と比例していることが多いような気がします。必ずしもそうではないかもしれませんが、本を読むことで情景のイメージ、登場人物や心情の整理などを行う経験がつくので、少しずつでも本は読むことに損はないですね。要約の練習も出来ますし、見聞も広がりますしね。
算数の苦手分野
長男が学習してきた分野で苦手だった範囲についてです。
- 正確な計算
- □の値を求める式
- 方陣算
計算ミスが多いです。最近は少なくなってきたので徐々に改善はしていますが、制限時間が設けられるとミスが出てきます。計算は、日常生活で起こる計算の繰り返し(○○時まであと✕✕時間、とか)と、練習あるのみですね。
□を求める式は、逆算の順序が定着していないように感じました。これから□を含めた式を作ることや求めることが出てくると思うので、プロセスをしっかり理解しておきたいですね。
方陣算は本当に苦戦しています。今も怪しいですが…やはり概念の理解が難しいようですね。図を書いて感覚的な理解から立式出来るようになるルートが、遠回りなようで一番近道かもしれません。
理科の苦手分野
理科は苦手らしく、特に物理の分野はなかなか吸収出来ないようです。
Z会では体験学習を大切にしており、中学受験コースでも三年生は実験から座学という流れでカリキュラムが組まれています。ただ、三、四年生でおおよそ小学生理科の全体をカバーするようで、理解が難しい単元もあります。
さて、学習した中から苦手分野について洗い出しました。
- 天秤や重心
- 物の浮き沈み
- エネルギー
- 鏡の入射・反射
浮力やエネルギーなど物理科目については、初めてだと一度で吸収するのは難しい単元でしょう。頭の中で整理できるまで、繰り返し実験したり講義を聞いたりすることが必要ですね。講義と実験が紐付くと理解が進むのではと思います。
理科は、日常生活に紐付く事象が多いので、習ったことを試してみると楽しく覚えることが出来るのではないでしょうか。しかし、『等速直線運動』なんて小学校の講義で聞くとは思いませんでした。講義でやっていることは物理みたいですね。
社会の苦手分野
小学校の社会は、教科書をしっかり理解出来ればある程度はカバーできると考えています。しかし、Z会の社会は本質を問うような問題があり、思考が必要です。
さて、長男が苦手な分野は、次のようにまとまりました。
- 等高線を含む地図
- 輸出と輸入
地図については、現在はある程度理解が進んでいるのですが、標高の概念が混ざってくるとまだまだ理解が追い付いていないようです。この間、等高線について質問したときは
等高線とは?
天気予報で出てくる図のやつ?
それは等圧線ね。『惜しいような…』
なんてこともありました。地図を見るのは好きなので、等高線込みで見るようになれば問題はないと思いますが、いかにして興味を引くようにするか、ですね。地図を見たときに断面がイメージ出来ればかなり前進です。
社会も、日常生活の中にヒントが隠れています。一度学習したことは脳が情報として受け取るようになると思うので、一度で理解できなくても反復学習によって視野は広がるのではと思います。あとは好奇心ですね。
まとめ
まだまだ原因追求は浅いですが、苦手だと思われる分野はある程度洗い出せました。苦手分野は特に復習し、学習した内容はしっかり理解出来るようになるまで進めたいですね。
人それぞれで苦手分野は違うと思います。自分で原因を突き止めることが出来ればいいのですが、小学三年生だと自分で原因を考えるのはまだまだ難しいと思います。そんな時こそ、保護者のサポートが必要ですね。
子どもの成長は本当に早いです。普段はもちろんのこと、勉強に関係することでのコミュニケーションも共に楽しんで、毎日を過ごせたらいいですね。