こんにちは、はさりです。
4月から新学期が始まりましたね。小学1年生から新たな学びを提供したいと思う親は多数いるのではないでしょうか。
- 小学生から何か始めたい!
- これから自分でどんどん学習できると良いなあ…
- 何か始めるきっかけが欲しい
長女が4月より小学生になります。生活もガラッと変わり、これから学習でも集団生活でも自分で考える機会が更に増えます。その中で、学習面での考える力を育むため、幼稚園から家で継続している通信教育「Z会」を紹介したいと思います。詳細まで掘っていきますので、イメージし易いのではと思います。
まず、Z会について簡単に紹介します。Z会とは、幼児から社会人までの多くの年齢層に、通信教育をはじめとした教育を提供しています。紙ベースの教材からデジタル教材までサービスは幅広いです。書籍も多く販売されています。コースの区分は、以下のように分かれています。(2023-04現在)
- 幼児コース
- 小学生コース←今回はココ!
- 中学生コース
- 高校コース
- (大学生・社会人コース)
なお、私も受講経験はありますが、今と比較するとスタイルが大きく変化しています。私の時はインターネットが普及したての時代でしたので、基本的に紙媒体のみでの教材でしたが、現在ではタブレットを使用した学習がどんどん普及しているのは勿論のこと、AIも使用しているようですね。また、必修科目になるプログラミングや英語も専用のコースでなくても学べるようになっており、サポート内容が手厚いです。
Z会は、様々な角度から「自らが考える力」を身に付けることを大切にしています – 通信教育に大切な要素は『楽しく学習する』ことであり、教材を通して楽しさや好奇心など学習を自ら促進することが出来るよう工夫されています。また、数十年の実績があり、問題の質には定評があります。基礎的な内容から発展まで様々な問題が用意されていますが、発展問題ではただ難しいのではなく、基礎を組み合わせると解けるような良問が用意されています。
スタートセットの中身について
まず、小学生コース1年生では、申し込みを行うと以下の「スタートセット」が届きます。毎月の教材とは別です。
この中で特に紹介したいのが以下の3項目です。
- 早わかりガイド
- おはじき・スタンプなどのセット
- プラスアルファのワークブック
※プラスアルファのワークブックは、おそらく申し込む時期により送付される種類が異なります。詳しくは、Z会サイトにて紹介されています。
早わかりガイド
小学生コースで配布される教材の一覧が紹介されています。その中で
- 1か月の学習サイクル
- 学習カレンダーの使い方
- 課題提出の出し方
- デジタル教材の取り組み方
- サポートサービスについて
- 年間予定
大変詳細に書いてあるので、予定が立てやすいです。
学習の標準時間(小学1年生は1日あたり15分とされています)もあるので、仮に少し長引くことがあるとしてもスケジュールは立てやすいですよね。例えば、学校と習い事の隙間時間や、学校に行くまでの短い時間を学習に充てる、など可能です。時間の使い方も上手になるかもしれません。色々な選択肢の中から、一緒に考えながらそれぞれ合ったやり方で進めていきたいですね。
おはじき・スタンプなどのセット
小学校入学時に貰うようなおはじきが、スタートセットにもらえます。基本ではありますが、足し算や引き算が視覚的に吸収出来るための道具ですね。その基本さえしっかり身に付ければ数が大きくなったとしても同じように適用出来ますので、理解の補助的なツールとして使用できます(今の小学生はおはじきがもらえないのでしょうか)。
スタンプは、ワークブックの中で押すところが用意されており、学習出来たら押すようになっています。3つのかわいいキャラクターがお出迎えです。このスタンプが、意外と楽しいみたいですね。そして、これを見て初めて気づきましたが、各キャラクターに設定・役割があるのですね。テキストの中での各キャラクターのセリフにも注目です。
プラスアルファのワークブック
これは何故入手できたのかがはっきり分かっていませんが、特典なのかもしれません。合っていれば、入会の時期により特典が変わりますので、こちらではないかもしれません。詳細は、資料請求や入会特典のページにて特典が確認出来ます。
Z会の資料請求はこちら➡️Z会 小学生向け講座
各月の教材とセットについて
次に、各月で配布される教材について紹介します。たくさんあるので一見量が膨大に感じられるかもしれませんが、そんなことはありません。
- 学習カレンダー
- わくわくエブリスタディ・サポートブック
- ドリルZ
- 添削問題
- わくわくエブリスタディ けいけん
- みらい思考力ワーク ※小学生コースとは別コースです
- その他
小学1, 2年生は、学習習慣を付けることが目的の一つになっています。そのため、学習内容は毎日ありますが、30分あれば十分出来る量ではないかと思います。
1ヶ月間の予定が書かれたカレンダーです。各日に学習する目標があらかじめ設定されており、自分でスケジュールを立てられなくても心配はありません。もし、自分でスケジュールを立てたい場合は、裏側がカレンダーのみが描かれた状態のものなので、自分で決めたスケジュールが書けるようになっています。
学習が完了した単元については、カレンダーにシールを貼れるようになっていますので、進捗が簡単に分かります。
わくわくエブリスタディ・サポートブック
小学1年生では、1か月に10講座あります。内容については、1, 2年生は学習に対する達成感や楽しさを覚えるための期間として難易度は高くありません。ただ、中には「ハイレベル」と題した講座もあり、教科書レベルから少し難易度が上がる問題も用意されています。
各月に学習する単元は、以下のようになっています。
小学低学年は、「算数の「しくみ」を基礎から理解したうえで、応用・発展的な問題にも挑戦。将来の算数力の土台をつくる」ということで、計算の手順を細かく論理的に解説すること、色々な問題に触れることや複数の解法を学ぶことで、土台を形成することを目指します。
数を当てはめて解くことは出来ても、問題の形式が少々変わると解けなくなってしまうというのは、あるあるですよね。それは、解き方を覚えているだけだからなのでしょう。解くまでの過程に焦点を当て、問題文から解き方を組み立てて考えることが出来るような力をつけることを目指します。
国語は、『「読み書き」だけでなく、「よむ」「きく」「はなす」「かく」「よみとり」「ことば」の6つの活動を通して、国語の総合力を高める』ということで、教科書で触れる数を大幅に超えた物語の数に触れます。また、日常生活に密接に関連したトピックから、興味を引くような物語やお話が題材として用意されているようです。
読む力だけではなく、文章を書く力も身に付けるために、伝わる文を書く練習も盛り込まれています。伝える楽しさや読む力・書く力が付くと、コミュニケーションが今よりさらに楽しくなるのではと思います。
わくわくエブリスタディ けいけん
生活科に関連した範囲です。小学校で授業にあった生活科で何をしていたか詳細には思い出せないのですが、外に出て何かをしていたのはうっすらと覚えています。葉っぱに袋をかぶせたらどうなるか、とかですかね。
日常の現象に関心を持つことを目的として、理科や社会につながる範囲を実際に経験を通して学んでいく講座です。大人になると、この経験や興味がとーっても大切だと気付きます。興味があったことは、大人になっても覚えていますよね。この事が子どもの時に気付けていけたら…子どもには、色々な事に触れる機会を作り、好奇心が旺盛な子どもに育ってほしいですね。この経験学習は、その機会を作るきっかけになると思っています。
月の最後には、体験学習を通して実際に体験したことを添削の先生(担当の方が決まっています)に見てもらいます。
通常の学習とは違い、日常で身に付けておきたい知識を組み合わせた、考えることが必要な問題が用意されています。みらい思考力ワークで身に付く力は、下の通りです。月によって取り組むテーマが決まっており、その力に沿った問題が出題されます。
- 論理的思考力(きちんと考える力)
- 情報整理力(整理する力)
- 試行錯誤力(いろいろ試す力)
- 連想力(思いつく力)
- 注意力(よく見る力)
- 推理力(見抜く力)
これらは場合によっては難しい問題もあるので、分からない場合は子どもと親と一緒に取り組めるよう、保護者用解説も付録されています。Z会の解説の特徴は、「ほめるポイントを大事にする」でしょう。答えを導いた過程を大事にするので、どこがほめるポイントなのか詳細に説明されています。それは他のコースでも同様なので、保護者フレンドリーでもあります。
本コースに似たような内容の書籍に、Z会から以下の本が発売されていますので、気になる方はそちらも見てみてください。難易度や種類はたくさんありますが、まずは入門編から↓
Z会 小学生のための思考力ひろがるワーク 入門編 [ Z会編集部 ] 価格:1,100円 |
他にも多数、付録があります。
- はじめてのZ会 応援プログラム
- エブリじょうほうきょく・おたよりシート
- Z-SQUARE letter
- 一日の過ごし方シート
Z会だけでなく、普段の学習についてのポイントについて書かれた記事も紹介されています。親が悩んでいることについて触れている記事や周りの体験記もあったり、大変参考になる記事があります。
添削問題による指導
Z会の添削問題は、経験学習でも少しふれたように、1年間は担当の先生が決まっています。その先生に解答を見てもらい、指導してもらいます。
ここでのメリットは、1年間担当の先生が同じ、というところです。出来るようになったところを先生が見逃さずに触れることで、出来るようになったのが実感できること、そしてモチベーションの維持や向上につながるような添削でのやり取りを行い、点での指導ではなく「線での指導」を大切にしています。
もし点数が悪かったら、モチベーションは下がりますよね。でも、出来たところを褒めてくれるので、コメントは減点法式ではなく加点方式です。長女はまだ小学1年生での添削問題を受け取っていないのですが、幼児コースでの先生からのコメントを見る限り、そうであると予測しています。添削問題や実際に受講してみた結果については、またFeedbackしようと思っています。
Z会小学生コース1年生のまとめ
Z会小学1年生コースは、「勉強が楽しい!」と思えるために、様々な工夫がされています。がちがちに勉強するというかたちではなく、楽しさを引き出すためのカリキュラム、知識や興味を広げる幅広いテーマを扱い、学びそのものの楽しさを自ら引き起こしてくれる、そんなきっかけとなる教材です。
1年受講から1か月単位で受講が可能なので、合わない場合はお試しで受講してみることも可能です。実際に子どもに合うかどうかは、サンプル教材にて試すことも出来ます。気になった方は、資料請求してみてはいかがでしょうか。