受験に向けた教材を自ら選ぶのは難しいですよね。様々な教材があり、難易度があり、色があり…中身を熟知していても自分に合ったものを選ぶのは難しいです。1冊の値段は高いわけではありませんが、問題集の選択こそ難易度が高いかもしれません。
Z会の中学受験コースは、2月から新学期です。新学年に向け、中学受験コースの付録で「毎日練習ブック」が届きました。この本は、自宅で学習を進める学生には有用だと個人的に思っています。もちろん、全てのお子様にとって最適な教材ではありません。今回は、この毎日練習ブックについて中身を紹介し、今後の学習の選択肢の一つとして情報を提供できれば幸いです。
まず、毎日練習ブックが提供されるのは、Z会中学受験コースに加入している学生です(途中からの加入は毎日練習ブックが提供されるかどうか不明ですが、サイトでは“入会時にお届けします(「要点集中プラン」をご受講の方にもお届けします)“とのこと。確認したい場合は、Z会にお問い合わせください)。
また、Z会中学受験コースには「トータル指導プラン」と「要点集中プラン」の2コースあります。毎日練習ブックは、どちらかでもプラン加入することでもらうことが出来ます。
教科は、国語と算数です。Z会中学受験コースで習った分野が掲載されており、基本的には前月までの範囲の復習を行うような流れとなっていますので、毎日練習ブックで予習はありません。
内容:計算・一行文章題
分量:1か月につき10回分、2月から1月まで
*中には「最難関」マークが記された問題もあり、ぱっと見では簡単そうでも一筋縄ではいかなそうな問題もあり

毎日練習ブックのメリット
毎日練習ブックの標準設定時間は、1日あたり10分です。そのため、時間がないときでも1回分を行う敷居は高くありません。また、短時間でも反復することで学習習慣を付けることが可能です。
実際に取り組んでみると、10分を超えることは少なくないですが、丸付け時間を含め20分~30分あれば完了します。時間がないときに実施した場合は、丸付けは後からでも可能ですので、隙間時間も有効に使えます(決まった時間に実施するのが習慣づけには一番かと思います)。
また、仮に最初は10分を超えたとしても、繰り返し解くことで安定して10分未満で解ききる(勿論、精度は保つ)ことが可能になります。所要時間の短縮は実力の向上を可視化出来るため、伸びている実感も得られます。
毎日練習ブックのデメリット
問題集のメリット・デメリットは人により、表裏一体だと思っています。以下のような学生にはデメリットになる可能性があります。
トータル指導プランの場合(2科目 – 国算)
要点集中プランの場合(2科目 – 国算)
* Z会サイト内の試算ツールを使用し、6か月一括払いを設定
自宅で通信教育を利用して学習を行いたい学生には、Z会の選択肢は推奨の一つです。加えて、毎日練習ブックを併用して学習するのは有効だと思います。しかし、利用する問題集の一つとして毎日練習ブックを選択するには、Z会中学受験コースの受講というハードルがあります。
まとめ
毎日練習ブックは、基礎学力の定着と学習習慣の確立に役立つ教材です。しかし、応用力育成には不向きである点や、反復練習による飽きといったデメリットも存在します。
毎日練習ブックを最大限に活用するためには、以下の点を意識することが重要です。
- 基礎~標準学力定着のためのツールとして認識する
- 他の教材とのバランスを考慮する
- 学生の状況に合わせて柔軟に活用する
- 飽きさせないための工夫をする
この記事が、Z会中学受験コースの毎日練習ブックについて理解を深め、学習に役立てる一助となれば幸いです。
内容:文章題以外の文法的な問題・漢字・語彙が主
分量:1か月につき10回分、2月から1月まで