こんにちは、はさりです。
夏休みも、もう終わりですね。夏休みに予定していた学習は、計画通りに進みましたか?我が家では、夏休みの締め括りとして、長女がサマーチャレンジテストを受けました。
最近、色々な問題にチャレンジするべく、問題集も使用して学習を進めています。使用している問題集は、例えば下です。(リンクは小3ですが小1を使用)
その成果を確かめたり、難易度高めのテストにチャレンジする機会としてちょうどよいかと思い、受けてみるに至りました。小1でハイレベル模試って、中々ないのです。そして現時点で受験を考えられている人たちは受けるだろうということで、その中で自分がどのあたりに位置するのか客観的に把握出来るというのも理由の一つです。一番は、学習意欲の動機づけとなればいいですね。
サマーチャレンジテストについてです。
『サマーチャレンジテスト』は、「低学年の時期に必要な基礎的な力が備わっているか」、「持っている知識や経験をどのように応用できるか」、「初見の問題をどれだけ論理的に思考できるか」など、さまざまな角度から、夏休みを終えたお子様の学習状況を測定できるテストです。国語と算数の2科目が出題されます。
早稲田アカデミーのHPより参照
7月には『キッズチャレンジテスト』というテストもありました。サマーチャレンジテストは一年間に行われるテストのチャレンジテストシリーズのうちの一つです。
早稲田アカデミーさん(以下、早稲アカ)は、テストの成績をユーザごとにWebで閲覧出来るようにしており、どのテストを受けたか分かるようになっています。今では何処の学習塾もDXに取り組んでいると思いますが、一元管理が容易な分ユーザ側も見易く、やはり便利ですね。
前回は散々でしたが…次はサマーチャレンジテスト欄に成績が入ります。細かい結果は別ですが、分野ごとに出来が比較可能になったり今までの結果を比較できるのは学習を進める上で参考になります。
あと細かいところではありますが、早稲アカのテストは解き直し用に問題を別途用意してくれているところも大変親切だと感じます。
さて、各教科で振り返ってみようと思います。
算数の内容と振り返り
算数の今回の問題の内容は、大きくまとめると以下となりました。
- 簡単な計算
- 簡単な文章題
- 図形・展開図
- 数の問題
20分の短い間で色々は分野の問題を解くわけですから、短時間での処理能力や計算力・イメージが必要になります。特に図形や数の問題については、経験がないと時間を要してしまいがちな分野です。
ただ図形といっても、ある方向に移動した後の絵柄であったり、出来上がる形をイメージする問題であったりと、解いたことがあれば難しくはない問題でした。図形問題や展開図は、経験の差が大きく表れる分野だと思っています。解いたことがなければ、イメージする作業がなかなか上手く出来ず、頭の中で処理をすることが容易ではありません。
数の問題は、解説授業でも「これは難しい」と先生が言っていました。そんな難しい問題こそ、解けるようになりたいものですね。解説はされませんでしたが、見た感じ時間内に解くのはかなり厳しそうに感じました。同じような問題を解いている生徒と差が出たかもしれませんね。そんな姿を見てみたい気もしますが…。
国語の内容と振り返り
今回の問題の内容は、大きくまとめると以下となりました。
- 基本的な漢字
- 同音異語(動詞や形容詞レベル)
- 適切な日本語
- 文章題
7月にキッズチャレンジテストを受けたときと、レベルとしては同等です。また、同じように物語は4ページにわたり、小学1年生にとっては大変長かったのではと思います。今回の物語は、登場人物の心情が描かれている部分が多かったため、物語の情景や出来事のイメージが出来ていれば解ける問題でした。
そして、今回の文章題は登場人物が動物ではなく人でした。動物ではなかった分、少し読みやすかったのかな?あと、ストーリーの出だしが悲しすぎましたね。その中で強く生きている人間模様にグッときました。何かしらストーリーを読んだときに子どもたちはどう思ったのか、どう感じたのか聞いてみるといいですね。
小学生にあるあるの間違いだと思いますが、国語の誤答は主に「何を問われているのか」を読み間違えているためだと思いました。5W1Hですね。極論ですが、「今日の夕ご飯は何時にする?」と聞いた時の返答が「夕方で!」であったり「ラーメンがいい!」という返答が来た時には『質問の意味が分かっているのか…?』となりますよね。結局は問われていることが何なのか、理解度によって解答が変わってくるのだと思っています。相手が何を求めているのか、しっかり理解したいところですね。
保護者会について
各教室で内容は異なるかしれませんが、私が受けた教室では近年の受験についてのトレンドや準備について、そして小学1・2年生向け講座「スーパーキッズコース」の紹介が主な目的だったのではと思います。今回サマーチャレンジテストが受けられる場所は「スーパーキッズコース」を開講している場所だったのでしょう。
早稲アカもそうですが、最近は各塾で低学年向けの講座も開講しているところが多くなってきました。子どものころから思考力や試行錯誤する力を育てるためのコースが一般的になっている(なろうとしている?)ようです。もしご興味がある方は、以下について閲覧いただけると良いかもしれません。以下はスーパーキッズコースのリンクです。
まとめ
今回はキッズチャレンジテストについて、受けた所感を書いてみました。まだ結果は返ってきていないのですが、至って普通なのでは、という結果になりそうです。でも、結果よりもどう取り組んだか、楽しんで解けたのかが今は一番重要だと私は思っています。今回のテストは、長女的には「楽しかった」や「ここ間違えちゃったんだよな~」と問題を純粋に楽しんでいる様子でした。
個人的見解ですが、この類のテストは対策をして点数を取るようなものではないかなと思っています。この段階では純粋に自分の実力を確かめるため受けるもので、出会ったことがあるような問題が出たら復習、初見であれば楽しんで解けるような状態であると良いなと考えています。解けない問題に進んで立ち向かい、考え、実際に手を動かして解こうとする姿勢を持ってくれると嬉しいですね。