こんにちは、はさりです。
最近AIの発達が話題を席捲しており、私もAIが良い方向に使用できるように情報を見に行っています。ただ、テクニカルな面では記事が膨大になってきているものの、当然ながら感情的な面や経験に関することについてはAIの性質上あまり記事がないですよね。人の経験・感情などに関してはやはり人しか判断できないのでしょうか?
実際に、最近起こった事例について2つのChatに投げかけてみました。なお、この事例は実際に直接私にされたのではなく、一緒に会議に出ていた同僚に起こったことです。その場にいたため状況は理解していますが、話がややこしくなりそうなので、主語を「私」として話を進めることにしました。
上司に「腹立つ」と言われてしまった
私たちが行っている、直接的に業務に関係ないものの日々の仕事を改善するための取り組みとして、Non-projectにも少しだけ力を入れています(とはいえ日々の業務が多くて中々時間が確保できない状態)。上司2人と、私を含めたチーム3人での会議中に、片側の上司が自分の理想とは離れていたこと、そしてチームのうちの一人が当初の目標をどんどん下げているような発言をしたと思ったようで一言、
「なんでそうなるんだ、腹立つな」
捨て台詞のように言われてしまいました。チームの一人が少し理由を話したときに言い訳のように聞こえたのかもしれません。私としては、内心ではこの認識のギャップをどうしようかと考えていたところだったので、相手側がご立腹の様子を見せたことで冷静になれました。今はもう無理だろう、と。
今回は、上司が考えている理想像と、私たちが行おうとしていた現実的なイメージにあったギャップが生じたことが原因でした。そのため、上司のイメージを一通り聞いた後、実現するための課題がどこにあり、何をしなければならないか整理したかったので、そこで一旦会議は終了しました。
しかし、上司の理想は高く今の技術ではなかなかハードルが高い内容であり、ゴールとしては異論はないものの、階段をとばし過ぎ問題が生じております。そこで生じた齟齬ですね。
※以後出てくる回答はそのまま引用しましたが、正解とは限りません。参考程度にご覧ください。
bing Chatからの応答
聞き方はいまいちなので、少しのニュアンスで返答は変わると思いますが、そのまま回答を引用します。なお、吹き出しが私側です。私がbingからの回答を理解していないことが原因で嚙み合っていない箇所がありますが…そこは大目に見てください。
それはとても残念なことですね。上司に「腹立つ」と言われると、自分の仕事に対する自信やモチベーションが低下してしまうかもしれません。上司としては、部下の感情や尊厳を尊重し、建設的なフィードバックや励ましの言葉をかけるべきだと思います。あなたは何か上司に不満を伝えたり、反論したりしましたか?
なるほど。あなたは上司の言葉に傷ついたり、怒ったりしましたか?それとも、上司の言葉を無視したり、冷静に対処したりしましたか?
なるほど、理由が分かっていたのなら、スルーするのも一つの選択肢ですね。ただ、認識の齟齬が生じたということは、上司とあなたの間にコミュニケーションの問題があるということではないでしょうか?その場合は、認識の齟齬を解消するために、上司と話し合うことが必要かもしれません。例えば、「私はこのように考えていましたが、あなたはどう考えていましたか?私たちはどこで違っていましたか?」というように、お互いの考え方や期待値を確認することで、今後の仕事に役立つかもしれません。どう思いますか?
それは残念ですね。上司があなたの考え方を理解しようとしないのは、コミュニケーションの障害になります。その場合は、上司に対して、自分の考え方の根拠やロジックを説明することができますか?例えば、「私はこのように考えたのは、このようなデータや事実に基づいているからです。あなたはどのようなデータや事実に基づいて考えていますか?」というように、客観的な情報を交換することで、お互いの考え方の違いを明らかにすることができます。どう思いますか?
一見、話を聞いてくれているようですね。どのような問題が根底にあるのか探ってくれているようでしたが、筋道を立てて問題を解決しようとするところが論理的です。そのそしてこの議論は果たして何かを生産してくれるのか、相手次第ですね。私はちょっと嫌かな…
そして、私が正解である前提での回答な気がしました。
Chat GPTからの応答
ここでのChatGPTは、GPT3.5であり無料版です。有料版だともう少し違った回答が来るのかもしれません。
私は人工知能のChatGPTであり、感情を持っていませんが、一般的には「腹立つ」という表現は上司としては適切ではないと言えます。上司は、部下に対して尊重と信頼を示すことが求められます。感情的になりすぎることで、部下との信頼関係を損なう可能性があります。
もし上司が何か問題がある場合は、その原因を明確にし、感情的な表現ではなく、適切な言葉で伝えることが望ましいです。また、上司としては、部下が感情的になっていることに気づき、適切な方法で対応する必要があります。コミュニケーションを改善し、建設的な解決策を見つけるためには、相手の立場を尊重することが重要です。
上司が「腹立つ」と言った理由が、あなたに対する不満や不適切な行動があったためである場合、反論をすることは適切な選択肢ではありません。上司の指示や期待に沿うように改善を図ることが大切です。そのためには、上司とのコミュニケーションを改善し、上司の期待に沿った行動をとることが重要です。
一方で、上司が不適切な表現を使ったことが原因である場合は、上司に対して適切なタイミングでフィードバックを行うことが望ましいです。ただし、フィードバックをする際には、相手の立場や感情にも配慮し、建設的な意見を伝えるように心がけましょう。
ありきたりですが、簡潔ですね。もし話を聞いて欲しいだけが目的であれば、丁度良い距離感であり回答かもしれません。ただ、がっつり話をしたい場合は、肩透かしを食らう形ですね。個人的には、こちらの方が何となく好感が持てます。
また、AIだからでしょうか、感情を
他の質問について
もう一つ、私が所属するグループ会では、活発な意見交換や議論がほぼありません。そこで、聞いてみました。
会社のグループ会が静かな理由は、参加者の意欲やコミュニケーションの不足、会議の目的や進行の不明確さなどが考えられます12。解決方法としては、以下のようなものがあります。
- 会議の目的やアジェンダを事前に共有し、参加者に準備を促す12。
- 会議で発言することを参加者に期待することを伝える2。
- 会議での発言を批判せず、積極的に聞き入れる3。
- ブレインストーミングやKJ法などの発想法を活用して、アイデアを出し合う34。
- 会議の進行役や書記役を決めて、時間管理や記録を徹底する2。
- 会議後に結果やアクションプランをまとめて共有する5。
これらの方法は、一流企業も実践しているものです5。グループ会が活発になると、問題解決や創造性が高まります。ぜひ試してみてください。😊
詳細情報:1. president.jp 2. kaigishitu.com 3. backlog.com 4. bing.com 5. webnaut.jp 6. sponichi.co.jp 7. biz-journal.jp[※bingより引用。引用リンクもあり、そのまま引用させていただきました]
グループ会議で意見が出ない状況に陥ることはよくあります。いくつかの解決方法を以下に示します。
- 話しやすい雰囲気を作る ー 会議の雰囲気が硬く、話しにくい状況である場合は、和やかなムードを作るように心がけましょう。雑談やアイスブレイクなどを通じて、メンバー同士のコミュニケーションを促すことができます。
- 議題を事前に共有する ー 会議の議題を事前に共有し、メンバーに事前に準備してもらうことで、意見を出しやすい環境を作ることができます。また、議題についての情報を共有することで、メンバー同士の共通認識が生まれ、意見が出しやすくなることがあります。
- 質問を投げかける ー 「どう思いますか?」、「あなたの意見は?」など、積極的に質問を投げかけることで、メンバーの意見を引き出すことができます。また、他のメンバーの発言に対して、質問を投げかけることで、ディスカッションを深めることができます。
- アイデア出しシートを用意する ー アイデア出しシートなどのテンプレートを用意し、メンバーにアイデアを書き込んでもらうように促すことで、意見を出しやすい環境を作ることができます。
- ファシリテーターを配置する ー 会議にファシリテーターを配置し、議論の進行を促進することで、意見を出しやすい環境を作ることができます。ファシリテーターは、ディスカッションの進行状況を見ながら、質問を投げかけたり、議論を整理することができます。
これらの方法を取り入れて、グループ会議で意見が出しやすい環境を作ってみてください。
[ChatGPTより引用]
おおよそは似ていますが、少し状況の前提が異なる感覚がしますね。bingは会議の前後で出来ること(検索機能を併用した回答のためでしょうか)、ChatGPTは会議中に出来ることを教えてくれているよう感じました。状況に応じて返答は異なると思うので、興味本位でまた見てみようと思います。
まとめ
今回は、実際にあった事例を使用してAIの回答を見てみました。ただ、これらは一つの選択肢であり、正解とは限りません。ましてや会話の相手は人間ですから、状況や過去の経験、人間性によって接し方は変わると思います。
AIを使用したときに一番危険なのは、AIが返してくる言葉を鵜吞みにすること、そのまま事実と思い込んで実行に移すことです。あくまでAIですので、事実かどうか確認する必要はあります。状況に応じて常に「考えながら」生活していきたいものですね。